映像とは、光
ABOUT

マクセル株式会社の空中ディスプレイ「AFID」を使用した作品制作の依頼を頂き、展示作品を考案、制作した。
3/13(木)まで、京都のマクセル本社内のスペースにて一般公開で展示中。
CONCEPT

マクセルの開発者の方々から話を聞き、実際にAFIDを使って試作をしながら、その映像メディアとしての特性を探りました。
四角いフレームの存在が全く見えないこともあり、映像というより「光」そのものが浮かんでいるように見えます。
質量のないはずの光が、目の前にまるで物質として存在して動くような鑑賞体験です。思わず手で掴みたくなる。
機材の正面から見ると昼間でもはっきりと明るい光がいて、視点を少し外すと、光は姿を消してしまいます。
このメディアの特性が、体験として面白いと思いました。
視点の移動と、顔を近づけたり離れたりといった身体の動きから、様々な光が見えてくるような空間を考えました。
動画では全く伝わりませんが、とても新しい感覚になる、不思議な経験です。是非、足をお運びください。
DATA

Client : Maxell, Ltd.
Planning, Project Management : Loftwork Inc.

2025 ©︎ Toshiki Okamoto